雑なクラシックの部屋

クラシックのCDに埋もれて死ねれば本望。

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    デンマークの作曲家・ニールセン(1865-1931)は6曲の交響曲を書いた。 特に第4番以降の3曲は古典的な交響曲の調性感覚をはみ出しているという作曲家の自負があり、そのため交響曲「○○調」という名前はつかない。 「不滅」という副題は作曲家がつけた副題によるものだが、直訳すると「消しがたきもの」と... 続きをみる

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  • ハチャトゥリアン:交響曲第3番「シンフォニー・ポエム」

    もしかしなくても、この曲、クラシックファンよりも、往年の吹奏楽ファンの方がご存知だと思う。 演奏時間20~25分、単一楽章の曲。 作曲は1947年。ロシア革命30周年の記念演奏のために作曲された。 大オーケストラとソロトランペット15本が豪快に鳴る。 オルガンは超絶技巧を披露する。 あまりに演奏規... 続きをみる

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  • シベリウス:交響曲第2番(セーゲルスタム/トゥルク・フィルハーモニー)

    シベリウスの第2交響曲、You Tubeのおすすめで出てきたので聴いてみたら素晴らしかった。 Jean Sibelius: Symphony No. 2 in D major Op. 43 | Turku Philharmonic Orchestra トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団はフィンラン... 続きをみる

  • ハウエルズ:レクイエム

    英国の作曲家、ハウエルズ(1892-1983)の書いたレクイエム。 1935年に愛息を亡くしたことからレクイエムを書いた、と長いこと考えられていた。 しかし、実際は1932年に曲の形が一応できており、初演の計画もあったそうだ。 ただ、何らかの理由で演奏はされることなく、50年近くもの間放置された。... 続きをみる

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  • バード:Laetentur coeli(天は喜び地は踊る)

    英国(イングランド)の作曲家、ウイリアム・バード(1543-1623)の書いた5声による合唱曲。 1997年全日本合唱コンクールの課題曲(G1)である。 僕はこの曲が大好きで、この年の全日本合唱コンクールは、社会人1年目でお金を自由に使えるようになったこともあり、G1が聴きたくて各地に通い詰めた。... 続きをみる