雑なクラシックの部屋

クラシックのCDに埋もれて死ねれば本望。

シベリウス:交響曲第2番(セーゲルスタム/トゥルク・フィルハーモニー)

シベリウスの第2交響曲、You Tubeのおすすめで出てきたので聴いてみたら素晴らしかった。



Jean Sibelius: Symphony No. 2 in D major Op. 43 | Turku Philharmonic Orchestra





トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団はフィンランド南西部、トゥルクを本拠地とするオーケストラ。
セーゲルスタムはシベリウスの交響曲を得意とし、彼の指揮するシベリウスの交響曲の演奏には定評がある。
ちなみに、セーゲルスタムは300曲以上の交響曲を書いている作曲家でもある。


シベリウスの交響曲を演奏して感動させることができる指揮者は限られている。
いわゆる「シベリウス指揮者」の指揮する演奏を動画で見たのは初めてだったので、
すごく新鮮な思いだった。


ちなみにトゥルク・フィルの首席オーボエ奏者は日本人の高島拓哉さん。
この曲、第1楽章冒頭、第3楽章トリオにオーボエの見せ場があるが、
高島さんが非常な妙技を聴かせる。


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高島拓哉さんの名前と演奏を初めて知ったのは下の動画。
ヴォーン=ウィリアムズのオーボエ協奏曲で、
この曲の数ある録音録画の中でもとりわけ素晴らしいもの。是非見てほしい。


伴奏オーケストラもフレッシュな響きで僕の好み。



Oboe Concerto (Ralph Vaughan Williams) - Turku Philharmonic Orchestra