バーンスタイン:ミサ・ブレヴィス
大指揮者であるレナード・バーンスタインが作曲した宗教曲。
当時アトランタ交響楽団・同合唱団の指揮者であったロバート・ショウの引退を記念して1988年に作曲され、1989年にロバート・ショウ指揮、アトランタ交響合唱団により初演された。
バーンスタインが完成させた最後の声楽作品となり、初演の翌年にバーンスタインは亡くなった。
混声合唱とカウンターテナー、合唱団の両翼に構える鐘、および打楽器による。
ミサ典礼文(通常文)によるものだが、クレドを含んでいない。
演奏時間約11分。
僕の中では、1991年の、須賀敬一指揮、豊中混声合唱団による演奏が印象に残っている。全日本合唱コンクール全国大会に出場し、一般部門Bグループで2位入賞を果たした。
派手に鳴る鐘と、重厚な合唱が合わさった壮麗な響きだった。
こちらがロバート・ショウによって初演された時の版である。
こちらはその後改訂された版による。
こちらはサンパウロ州立交響楽団合唱団による演奏だ。
Leonard Bernstein - Missa Brevis
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